虫歯と歯周病を防ぐ
虫歯と歯周病を防ぐ正しい歯磨きのコツとは?

そんな経験はないですか?
実は、“磨いている”と“磨けている”は違うのです。
ここでは、虫歯と歯周病をしっかり防ぐための歯磨きのコツを紹介します。
①歯ブラシの選び方
歯磨きは歯ブラシ選びから始まります。
・毛先はやわらかめ〜ふつう:歯ぐきを傷つけずに汚れを落とせる。
・ヘッドは小さめ:奥歯や裏側まで届きやすくなる。
・1〜2か月で交換:毛先が開いてきたら汚れが落ちにくいサインなる。
②理想の歯磨き時間は「3分以上」
歯を1本ずつ丁寧に磨くと、自然と3分以上かかります。
おすすめは1ブロックごとに意識することです。
上の前歯・奥歯、下の前歯・奥歯の4分割にして磨くと、磨き残しが減ります。
③力を入れすぎない
強く磨くと、歯ぐきを傷つけたり、歯の表面(エナメル質)を削ってしまうことがあります。
コツは鉛筆を持つように軽く握り、力ではなく毛先で汚れを“かき出す”イメージで、細かく動かすことが大事です。
④ 磨き残ししやすい場所を意識
特に汚れが残りやすいのは、
・奥歯の噛む面の溝
・歯と歯ぐきの境目
・前歯の裏側
・歯と歯の間
歯ブラシを斜め45度に当てて小刻みに動かすのが効果的です。
⑤歯ブラシ以外のおすすめアイテム

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは約40%も残ると言われています。
そのため毎日のケアに、フロスや歯間ブラシをプラスしましょう。
夜の歯磨き前に使うと、より汚れが落ちやすくなります。
・フッ素入り歯磨き粉とマウスウォッシュ
フッ素は歯の再石灰化を促し、虫歯を防ぐ働きがあります。
歯磨き粉はフッ素が入ったものをおすすめします。
さらにマウスウォッシュを使うと、口臭ケアや歯周病予防にも効果的です。
今回のまとめ
今日からできる「正しい歯磨き習慣」
かたすぎない歯ブラシで3分以上
力を入れすぎず、細かく動かす
磨き残しやすい場所を意識
歯ブラシ+アイテムでより効果を得る歯磨きへ
毎日の積み重ねが、将来の健康な歯を守ります。
「あと1分だけ丁寧に」が、虫歯と歯周病を防ぐ一番のコツです。