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口臭

口臭の原因はいくつも存在する

自分の口臭が気になったことはありませんか。
自覚する方もいれば、ご家族やパートナーに指摘されて初めて気づく方もいます。
口臭は治したいと思っても、すぐに治せるものではありません

マウススプレーやマウスウォッシュなどを使っても、口臭を止めることができる時間は数分間だけとされています。
口臭にも種類があり、適切な対処方法でなければ根本から治すことはむずかしいと考えられます。

治療を行うには、まずはどのタイプの口臭であるのかを、把握することが大切です。
口臭の種類と対処法、注意点もあわせてくわしくご紹介します。
いち早く口臭を治したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

こんなお悩みありませんか?

  • 口臭が気になる
  • 口臭を止めたい
  • 口臭を指摘された
  • 口臭の原因が知りたい
  • 口臭の予防方法が知りたい
  • 唾液検査について知りたい

口臭について

口臭をゼロにすることはむずかしい

まず知っていただきたいことは、口臭をゼロにすることはむずかしいという事実です。
人間には「生理的口臭」という現象が存在します。
起床時や緊張しているとき、空腹時の口臭、ホルモンの変調による口臭などが生理的口臭に分類されます。

ごく自然なことで、これらは病的なものではありません
唾液の分泌を促す唾液腺マッサージや、ガムを噛むことも、お口のなかを潤すきっかけとなるためおすすめです。

 

●そのほかの種類

・生理的口臭
・生活習慣による口臭
・病的口臭
・心理的口臭

歯磨きをしてもすぐに戻る口臭や、いつまでたっても消えない口臭の場合は、生理的口臭の可能性は低いとされています。
食べものや飲みものをはじめ、虫歯歯周病全身疾患が原因となっているケースもあるため、注意が必要です。

 

●口臭の治療は原因探しから

生理的口臭以外は、原因を突き止めなければ治療がむずかしいと考えられます。
一度ご自身がどのような生活を送っているのかを、客観的にみてみましょう。

歯科検診健康診断を受けて異常がないかを確認することも大切です。
口臭は自分では気づきにくいため、できれば信頼できる方に協力してもらい、意見を参考にすることもおすすめです。

口臭の原因

生活習慣による口臭

生活習慣による口臭は、次のようなものが原因で起こることがあります。

・たばこ
・ニンニクをたくさん使った料理や、香辛料を多く含む料理などの臭いのきつい食事
・アルコールの臭い

原因となりやすいものが、たばこといわれています。
臭いがきつく、不快に感じる方も少なくありません。

現在では、紙たばこ以外の商品も売られていますが、無臭ではないため注意が必要です。
お酒に含まれるアルコールの臭いも、飲んでいない方にとっては不快に感じることがあるため、気をつけましょう。

病的口臭

病的口臭は次のようなものが原因とされています。

・肺や胃に問題がある
・虫歯や歯周病

病的口臭の90%以上はお口トラブルが原因ともいわれています。
原因をつきとめて治療をすれば止めることが期待できますが、重度の歯周病の場合は改善がむずかしくなる傾向にあります。

時間がかかるほか、独特な臭いを放つため、気づかぬうちに周囲を不快にさせてしまう場合もあります。
重症化する前の治療が大切です。

心理的口臭

実際はそこまで口臭が無いのにもかかわらず、口臭があると思い込んでしまう方がいます。
まわりの方が、いくら口臭がないと伝えても、それを信じないケースもあります。
生活習慣による口臭や病的口臭と違い、はっきりとした原因がないため、治療に時間がかかる傾向にあります。

 

●レベルによって治療法が異なる

軽度の場合は、カウンセリング認知行動療法で改善を図ります。
重度の場合は、心療内科のような他科と連携した治療が必要とされています。

専門家による治療も大切ですが、身近にいる方々のご協力も重要です。
ご家族が心理的口臭でお悩みの方は、一度当院にご相談ください。
1日でも早く治せるよう、全力でサポートいたします。

口臭の治療

※当院では唾液検査を行っていません。

唾液検査からわかること

●虫歯菌の数

菌の数が多いと、そのぶん虫歯や歯周病の発症リスクが上がるといわれています。
口臭とつながりがあるため、菌の数には注意しましょう。

乳歯のころに虫歯が多かった場合は、虫歯菌の数も多くなる傾向にあります。
幼いころからの予防が、口臭リスクの低い健康なお口を維持するポイントです。

・乳歯の虫歯は永久歯に影響する

乳歯のころに虫歯菌が増えると、永久歯に生え変わったあとも虫歯になりやすくなります
生え変わるからという理由で、虫歯を放置してはいけません。
丁寧な仕上げ磨きフッ素塗布などで、予防をすることが大切です。

 

●酸性度

お口の中が酸性の状態は、虫歯菌がもっとも好む環境とされています。
行動が活発になることから、できるだけ酸性になっている時間を短くすることが重要です。

を摂取すると酸性になるため、間食が多い方時間をかけて甘いものを食べる方は、虫歯や歯周病のリスクが上がる傾向にあります。
とくに粘着性のある食べものは注意が必要です。

・食べる時間を決める

甘いものを口にするときは、時間をきめてすぐに食べ終わることが大切です。
食べものがお口の中に停滞している時間が短ければ、そのぶん酸性になっている時間も短くなります。
食べ終えたあとは、お口のなかをリセットするために「歯磨き」「お口をゆすぐ」などしてください。

 

●緩衝能

唾液には、酸を中和する働きがありますが、なかにはその力が弱い方もいます。
酸を中和する働きが弱いと歯が溶かされやすくなるため、注意しましょう。

とくに唾液の分泌が少なくなる高齢者の方は、気をつける必要があります。
虫歯が多いと、そのぶん口臭も起こりやすくなります。

・再石灰化を促すフッ素塗布が有効

唾液の働きが弱い方は、フッ素塗布がおすすめです。
歯が溶かされ始めたタイミングであれば、フッ素を塗布することで自然修復が見込めます。
フッ素塗布は大人でも受けることができますので、気になる方は一度ご相談ください。
歯を虫歯から守り、口臭予防につなげましょう。

 

●白血球

歯茎の炎症が起こると、菌と戦う白血球の数が増えます。
数が多ければ、歯周病の発症リスクがあるため、注意する必要があります。
ホルモンバランスの変化によって歯茎が腫れやすくなる妊娠中の方は、白血球数が高い傾向にあります。

・歯茎の炎症の対処方法

歯茎の炎症を止めるには、歯茎に毛先を当てて磨くことが大切です。
出血が起こる可能性がありますが、痛みを感じない程度の力で磨いて起こる出血は、心配いりません。

たまった血を外に出すことで、新しい血液が循環し、きれいな歯茎へと戻すことが期待できま歯茎の磨き方に自信がない方は、わかりやすくお伝えしますので、お気軽にご相談ください。

 

●タンパク質

細菌数や歯垢が多いと、タンパク質の数値が高くなる傾向にあります。
数値を下げるためにも、ブラッシング指導がおすすめです。
磨き残しの原因となる磨きぐせを、少しずつ直していきましょう。

・磨きぐせは自分では気づきにくい

毎日行う歯磨きだからこそ、自然と身についた磨きぐせには気づきにくいと考えられます。
磨きぐせを直さなければ、毎回決まった部位に歯垢が残ってしまい、そこから虫歯が発生する可能性があります。

1回のブラッシング指導で簡単に改善できるものではないため、繰り返し受けるようにしましょう。
歯ブラシの毛先が当たる部位を意識して磨くと、より効果が見込めます。

 

●アンモニア

アンモニアは口臭の原因です。
細菌数が多くなると、アンモニアの数値も高くなるといわれています。

細菌数を下げるためには、磨き残しを減らすことがもっとも効果的です。
生活習慣や全身の健康状態の見直しとあわせて、お手入れのレベルを上げることで、口臭が起こりにくい環境を作ることが期待できます。

・定期検診でさらに効率的に

定期検診では、虫歯や歯周病のチェックに加え、クリーニングも行います。
普段のお手入れでは落としきれない汚れを除去できるため、口臭予防に効果的です。
清潔な状態を維持したい方は、ぜひ定期検診をご利用ください。

注意事項

唾液検査は、そのときのお口の状態や、体調によってもデータに差がうまれます。
正確なデータを取得するためにも、次の点にご協力ください。

 

●検査2時間以内は何もしない

お口の中の状態を安定させるために、検査の2時間前までに飲食や歯磨きなどを済ませましょう
2時間以内にこれらをしてしまうと、データが正確にとれない場合があります。

 

●できものや傷がある場合は知らせる

お口のなかにできものや傷、口内炎などがある場合は、かならずお知らせください。

 

●当日体調が悪くならないように気をつける

体調によってもデータは変わります。
検査の前日はできるだけ早めに休んで、体調を万全にしてください。

もしも当日になって体調が悪くなってしまった場合は、早めのご連絡をお願いします
状態によっては当日の検査ができない可能性もあります。

唾液検査は簡単に行える検査ではありますが、無料ではありません。
無駄にしないためにも、1回1回を正確に行うことが大切です。

緊張していると唾液の分泌が悪くなってしまうため、できるだけリラックスして検査を受けましょう。
数値がたとえ悪くても、原因となる問題をなくす努力をすることで、数値を下げることが期待できます。
唾液の分泌をよくするためにも、あまり神経質にならないことが大切です。

口臭の対処方法・予防方法

原因がストレスの場合

緊張や不安など、ストレスが原因で唾液の分泌量が少なくなっているときは、積極的にお口の中を潤すようにしましょう。
すぐに水分を摂取できないときは、唾液腺マッサージがおすすめです。

 

●唾液腺マッサージのやり方

唾液腺は、「耳下腺(じかせん)」「顎下腺(がっかせん)」「舌下腺(ぜっかせん)」の3種類に分けられます。
唾液腺マッサージは、指で少し圧迫するぐらいの力で、次の方法を行いましょう。

・耳下腺マッサージ

耳下腺は、上の奥歯あたり(耳の穴から指2本ほど前の位置)に存在します。
頬に指をそえて、奥歯あたりから円を描くように10回ほどマッサージしましょう。

・顎下腺マッサージ

顎下腺は、顎の下に存在します。
親指を耳の下あたりの骨の内側(やわらかい部分)にそわせます。
顎の先まで5ヶ所ほど押しあげましょう。
これを5回繰り返します。

・舌下腺マッサージ

舌下腺は、顎の下の真ん中あたりに存在します。
親指を真ん中あたりに当てて、上に押しあげましょう
これを10回繰り返します。

舌清掃

口の中の汚れは、歯だけでなく歯茎や舌にもつきます
とくに舌は、表面がザラザラしているため汚れがつきやすく、何もせずに放置しておくことはおすすめできません。

最近では舌用ブラシの種類も増えており、舌の汚れに対する関心も高まっている傾向にあります。
ぜひ、毎日のお手入れに舌清掃を加えてみましょう。

 

●舌ブラシがないときの対処法

舌清掃は、通常の歯ブラシでも行えます。
デリケートな部分なので、力任せに磨くことはやめましょう。
毛先を使って奥からなでるイメージで磨くと、舌を傷つける心配がないためおすすめです。
歯を磨き終わったあとに、ぜひ今日から取り入れてみてください。

生活習慣に気をつける

たばこや、食べもの、飲みものなどの種類に気を使うだけでも、口臭の度合いは変わります。
病的口臭のおもな原因となっているお口トラブルも、生活習慣が関わっている可能性が考えられます。

虫歯や歯周病を減らすには、歯垢の原因となる糖の摂取を控える必要があります。
生活習慣を見直して、できるだけ口臭の少ない生活を目指しましょう。

 

●定期検診を受けよう

歯科の定期検診をはじめ、全身を対象とした健康診断も定期的に受けることをおすすめします。
口臭は、原因が1つであるケースはまれとされています。
病気のサインでもあるため、生理的口臭ではないと感じたら早めの検査をおすすめします。

よくある質問

食べかすの詰まりは口臭の原因になりますか?

食べかすが詰まっていると、菌が増殖して発酵するため、嫌な臭いを発するようになります。
口臭予防には、毎日のフロスが効果的です。
フロスを通したときに引っかかりがあった場合は、虫歯の可能性が考えられますので、一度歯科医院で調べることをおすすめします。

口臭はどうして自分では気づきにくいのですか?

息は外に向かって吐き出されるため、自分では気づきにくくなります。
近年は、感染症対策でマスクをする方が増え、同時に口臭を自覚する方も多くなりました。

マウススプレーはどのくらい持続しますか?

マウススプレーの効果の持続時間は、約30分です。
それ以降はご自身の通常の息に戻ります。

マウスウォッシュは口臭予防になりますか?

マウスウォッシュの効果も約30分しか続きません。
歯垢や歯石はマウスウォッシュでは落とすことができないため、汚れが残っていれば再び口臭が発生します。

口呼吸は口臭の原因になりますか?

口呼吸は、口の中の乾燥を早めるため、口臭の原因になります。
できるだけ鼻呼吸を意識して過ごしましょう。
マウスピースやテープなどを使ったトレーニングがおすすめです。

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関屋 亘(セキヤ ワタル)
【所有資格】日本接着歯学会 専門医 / 日本口腔インプラント学会 専修医
【生年月日】1979年6月11日

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