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CT検査

歯科用CT検査の重要性とは?

歯科で行うCT検査でどんなことがわかるのか、気になったことはありませんか。
通常のレントゲン写真よりも得られる情報量が多いCT検査は、精密治療としてよく使用されます。
虫歯治療だけでなく歯周病治療やインプラント治療、矯正治療など、さまざまな分野で欠かせない検査の1つとされています。

今回は、歯科用CT検査の重要性と、検査の流れや注意点までわかりやすくまとめました。
CT検査についてくわしく知りたい方は、ぜひご参考ください。

目次

こんなお悩みありませんか?

  • CT検査で何がわかるのかを知りたい
  • CT検査を安心して受けたい
  • CT検査に対して不安がある
  • CT検査の予定がある
  • CT検査のリスクを知りたい
  • 質の高い治療を希望している

CT検査とは

CT検査の原理

歯科用CTは、別名「歯科用3次元断層撮影」と呼ばれ、歯科治療の質を上げる機材として注目を集めています。
歯科治療では、おもに3本〜4本を集中的に撮影するデンタル(口内法X線撮影)と、お口全体を撮影するパノラマ(口外法X線撮影)の2種類が行われますが、それだけでは得られる情報が不十分であるケースがあります。

 

●立体的に組織を把握

CT検査の一番の強みは、組織を立体的に確認できる点とされています。
これはデンタルやパノラマにはない技術で、組織の形が正確にわかるため、治療の成功率の向上につながります。
インプラント治療親知らずのむずかしい抜歯など、高度な技術が必要になるケースほど、歯科用CTの効果を感じやすい傾向にあります。

 

●身体の負担を最小限に抑える

治療の成功率が上がるということは、そのぶん無駄が省かれるということであるため、患者様の身体への負担の軽減にもつながります。
治療計画も立てやすくなるため、両者にとって良い効果をもたらす機材と考えられます。

CT検査を行う理由

Close-up of panoramic dental CAT scan. Abnormal location of molar teeth on lower jaw area.

歯科治療でCT検査を行う理由は、一般的なデンタルやパノラマでは得られない奥行き神経、動脈の位置などの情報を得て、治療の成功率をあげるためです。
すべての治療に歯科用CTが必要というわけではありませんが、歯科用CT無しでは行えない治療も数多く存在します。

 

●親知らずの難抜歯

難抜歯(なんばっし)とは、通常のやり方では行えない抜歯のことで、おもに歯茎を開くことや、骨を削る必要のあるケースを指します。
下顎には、下歯槽神経(かしそうしんけい)と呼ばれる口周りの感覚を支配する神経が存在しますが、なかには親知らずの根っこが下歯槽神経に触れている場合があり、やり方を間違えると神経を傷つけてしまうことがあります。
口まわりの麻痺が起こる原因ですので、歯科用CTで慎重に位置を確認し、リスクを最小限に抑えることが大切です。

 

●インプラント治療

インプラント治療には、顎の骨の厚みが必要不可欠ですが、一般的なデンタルやパノラマでは骨の厚みまではわかりません。
歯科用CTで厚みを正確に把握して行うことで、治療の成功率を大幅に上げることが見込めます。

CT検査でわかること

歯や顎の骨の厚み、密度

デンタルやパノラマではわからない、歯や顎の骨の奥行き、深さといった厚みを知ることが期待できます。
インプラント治療ではとくに必要な情報で、もともと骨の厚みが少ない前歯のインプラント治療では、歯科用CT検査無しでは行えないといわれています。

 

●メリット

密度のある場所を選んで治療を行うことが期待できます。
通常のインプラント治療ではなく、オールオン4のような数本のインプラントを打って全顎の噛む機能を回復させる治療では、丈夫な部位がどこなのかの見極めが必要です。
密度の高い部位に打つことができれば、そのぶんインプラント体と骨の結合力も高まりやすいため、歯科用CTによる検査は重要と考えられます。

歯根の形

神経を取り除く根管治療では、歯根の形を正確に把握していることが大切です。
なかには複雑な形をした歯根も存在しますが、通常のデンタルやパノラマでは立体的に確認することができません。
歯科用CTを使うことで、よりスムーズな根管治療につながります。

動脈や神経の位置

インプラント治療や親知らずの抜歯に欠かせない情報の1つに、動脈や神経の位置が挙げられます。
治療で動脈を傷つけてしまうと、治療が成功しないといったリスクにつながるため、厳重に注意する必要があります。
神経の場合は、一時的な麻痺で済むケースもあれば、麻痺が一生残ってしまうケースもあります。
そのため、事前の検査はかならず受けるようにしましょう。

根尖病巣の有無・上顎洞の形態

●根尖病巣の有無

再根管治療が必要になるケースは、歯の根っこの先に膿がたまる根尖病巣(こんせんびょうそう)が原因である場合がほとんどといわれています。
根尖病巣は、ある程度大きくなればデンタルやパノラマに映りますが、小さいうちは確認できないことも多く、奥行きもわかりません。
歯科用CTを使えば、正確な大きさを確認できます。

再根管治療を行っても根尖病巣が無くならない場合は、歯茎を切って歯根の先端に直接アプローチします。
その際、歯根の形や病巣の大きさを事前に把握できていれば、スムーズな治療につながります。

 

●上顎洞の形態

上顎洞(じょうがくどう)とは、鼻部分にある大きな空洞です。
蓄膿症になると上顎洞に膿がたまり、それが原因で歯の痛みが誘発されるケースもあります。
虫歯が無く、歯周病や根尖病巣の疑いもない場合は、蓄膿症を疑うこともあります。
歯科用CTで正確に状態を把握し、必要があれば他科へご紹介します。

また、インプラント治療での貫通を防ぐ目的もあります。
パノラマでは上顎洞の様子を確認することはできますが、奥行きを確認することができません。
上顎にインプラントを打つ際は、上顎洞までの距離や厚みを事前に確認しておかなければ、貫通の原因となるため注意しましょう。

CT検査の流れ

01

装飾品をすべて外してもらう

首から上に身につけている装飾品は、すべて外していただきます。
ネックレスピアスヘアピン金属を含んでいるヘアゴムがあればお取りください。
歯科医院にお越しの際は、装飾品はつけずにご来院いただけると、スムーズなご案内が可能です。

02

防護用エプロンを装着・お席で待機

防護用エプロンを装着していただきます。
エプロンには放射線を遮断する鉛が含まれているため、少し重く感じますがご了承ください。
首元が苦しくないかの確認をし、指定の位置に座っていただきます。
頭の位置を調整後は、撮影が終わるまで動かないようにしてください。

撮影が終わりましたら、スタッフが防護用エプロンを外します
レントゲン室を出ましたらお席にかけていただき、少しお待ちください。
再撮影の可能性は低いため、外した装飾品は身につけていただいてかまいません

03

検査結果をお伝え

検査結果をお伝えします。
今後の流れも一緒にご説明しますが、同意いただいてから治療をスタートしますのでご安心ください。
無理にすすめることはありません。
基本的には、検査当日ではなく次回から治療をスタートする形になります。

注意点・リスクについて

CT検査を受けられない方

歯科用CTはメリットの多い検査方法ですが、すべての方が受けられるものではありません。
安全を考慮し、次に当てはまる方はCT検査をご遠慮いただいております

 

●妊娠中の方

通常のデンタルやパノラマと同じく、妊娠中の方には検査をご遠慮いただいております。
妊娠中は制限が少なくないため、できるだけ妊娠前にお口の環境を整えておくことが理想です。
出産後であればいつでも治療を開始できますので、お気軽にご相談ください。

 

●取り外しのできない金属(装飾品)がある方

装飾品は外していただく必要があるため、絶対に外したくない方外せない方も、場合によっては検査をご遠慮いただいております。

 

●心臓ペースメーカーを使用されている方

デバイスに電磁干渉を引き起こす可能性があるため、ペースメーカーを使用されている方には検査をご遠慮いただいております。

よくある質問

CT検査で痛みはありますか?

CT検査による痛みはありません。
機械音はしますが、MRIのように長くはないため、気にならないという方がほとんどです。
できるだけリラックスして受けていただければと思います。

CT検査はどこの歯科医院にもありますか?

歯科用CTは、機材が高額であるため、ほとんどの歯科医院が導入していません。
CT検査が必要になったら大学病院や導入している歯科医院に行って撮影だけを行う形になります。
導入している歯科医院を選ぶことが、スムーズな治療を受けるポイントです。

パニック障害です。
CT検査を受けられますか?

絶対に受けられないわけではありません。
歯科用CTを受けられるかどうかの判断は、事前の様子やカウンセリングを行って決定します。

CT検査は子どもでも受けられますか?

お子様が1人で検査を受けられる場合は、問題ありません。
撮影中に身体を動かしてしまうようであれば検査は受けられませんので、もう少しご年齢を重ねてからとなります。

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著者 Writer

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関屋 亘(セキヤ ワタル)
【所有資格】日本接着歯学会 専門医 / 日本口腔インプラント学会 専修医
【生年月日】1979年6月11日

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一生懸命、治療させていただきます。
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